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インタビュー

第5回「レッスン10回で、プレタ着物を差し上げます!」

小西:結美堂に10回分のレッスンを申し込んだら、キモノがもらえるんですか!?

結月:はい。プレタの仕立て上がりのキモノですけど、すぐに着ることができます。

小西:それはキモノ初心者にはうれしいですね!

結月:これをきっかけに着てみようと思うひとが少しでも増えればと思います。サイズと数に限りがあるので、早めに連絡がほしいですね。好評だったら、追加してもいいかなと考えていますけど。

小西:手続き的には10回分を一括ですか?

結月:はい。ワンレッスン3000円でやっているので、ちょうど3万円ですね。それで着付けレッスンが10回とプレタ着物を差し上げます。

小西:キモノ初心者でなくもいいですか?

結月:はい。もちろんです。キモノは着ているけど、着方に自信がない方や、名古屋帯はできるけど、袋帯は知らないとか、そういったニーズでもいいです。

小西:では、10回要らないひともいるかも?

結月:そうですね。でも、このキャンペーンは10回分ですね。とは言っても、今まで見てきた経験では、キモノはとりあえず着れますが、帯はできないっていうひとは、キモノもあまりちゃんと着れないケースがほとんどですかね。考えてみたら、キモノをちゃんと着れるひとは普通、帯までちゃんとできますから。なので、10回は有効的に使えると思います。

小西:なるほど、完成度を高めるっていうわけですね。でも、結美堂にはプレタ着物なんて扱っていたんですね。

結月:もちろんメインではやっていません。正絹の京友禅を基本的に扱っていますから。でも、いきなり京友禅を仕立てるのはハードルが高いのは当たり前なので、とりあえずキモノを着てみてほしいという思いで、きっかけになればと少しはあるんですよ。

小西:そうでしたか。プレタってことは、サイズはMとかLなんですか?

結月:そうなんです。だから、身長や胴回りでどうしても合わないって方がいるかもしれません。でも、よほど極端でない限り着れますけどね。着付けで調整すれば。

小西:おはしょりとかで?

結月:はい。まあ、そのあたりもそのひとの体型に合わせて、着付けを教えますよ。それが個人レッスンの強みなので。

小西:最初はプレタでも、正絹のキモノを着るようになればいいですね、初心者の方も。

結月:ええ。やっぱりちゃんと染めで作られた正絹は格式があるし、ひとを美しく見せますよ。でも、最初はそういうことはわからないと思うので、このキャンペーンをきっかけに目覚めてくだされば、わたしはうれしいですよ。

小西:これって、多分、浴衣よりいいですよね!

結月:そうなんです。だって、これはちゃんと長襦袢も着るし、いくらプレタ着物と言っても、浴衣とはレベルが違いますよ。浴衣は浴衣でいいですが、今では花火大会くらいにしか着る場所はないし、そもそも浴衣は風呂上りに着るようなものですから。本当は浴衣を着てからキモノに進むのではなく、キモノの着付けを覚えて浴衣がいいです。上から下の法則です。

小西:キモノができれば、浴衣は簡単ですよね。

結月:はい。長襦袢もないし、衣紋のこともそんなに気にしなくていいので。キモノを着られるひとが、たまに浴衣を着ると色気が出ますね。ああ、今日は浴衣なんだっていうちょっとした驚き。

小西:ファッションは緩急が大事!

結月:そうです。その緩急は上を覚えて、下にも行ける、がいいです。

小西:確かに! 浴衣しか着れませんより、なんか女性としてカッコいいです!

結月:そんなカッコいい女性になれますから、このキャンペーンをご利用いただければと思います。

<インタビュー・文 小西侑紀子>